このままじゃ貴女を殺してしまいそうで怖いんです

2014/06/27の日テレNEWS24から。

報道によりますと、

・元交際相手の女性に、「このままじゃ貴女を殺してしまいそうで怖いんです」などとメールを送り、女性を脅したとして、21歳の大学生の男が逮捕された。
・この男は、今年に入ってから毎日、元交際相手の22歳の女性に対して「会って話すだけで楽になれるから」などと復縁を迫るメールを送る、ストーカー行為を繰り返していた。
・そして平成26年6月17日、この男は、その女性の携帯電話に、「このままじゃ本当に貴女を殺してしまいそうで怖いんです。狂いそうで怖いんです。壊れていくのがわかるから怖いんです」など とメールを送って、女性を脅した。
・男は容疑を認めている。

とのことです。
脅迫罪での逮捕のようです。

メールは気軽に発信できる便利なツールである反面、感情の赴くままに激しい文面のメールを送りつけてしまうと、それだけで立派な脅迫罪の証拠になってしまいます。

相手から脅迫された事実があっても、証拠がなくて警察にとりあってもらえないということは往々にしてあるのですが、
メールでの脅迫は、脅迫行為を行なっている本人がその自覚があまりなかったりする反面、相手はメール画面に移された文面に心底恐怖を感じ、メールの文面をそのまま警察にもっていって示すだけで、警察も動きやすく(明白な脅迫行為で、しかも証拠も固いと判断しやすく)、加害者自身が予期していない早さで逮捕にまで至るようになってきていると思います。

気をつけましょうね(って誰にむかっていっているのだ)。

さてこの事件も、結局は、別れ話の修羅場の話です。
脅迫された女性からしたら、交際していた事実自体もはや公にされて苦痛、もう終わったことだから、これは別れ話の修羅場とは違う、と感じるかもしれませんが、執着心の強いストーカー体質の相手方の認識では、いやまだ別れていないだとか、別れ話のと中だとか、復縁話の最中ぐらいのつもりかもしれませんので(こわいですが)、広い意味では別れ話の修羅場ということで話をすすめさせていただきます。

以前も書きましたが、
男と女のどちらかがストーカー的性格の持ち主の場合にですね、
お前も殺して俺も死ぬ、というのが男。
別れるなら死んでやる、というのが女。
という説があります。

え、そんな説きいたことないって?

えへへ。
青島説です。

ストーカー体質の男性は、女性を殺したくなってしまう傾向がどうもあるような気がしております。
一方で、ストーカー体質の女性は、男性をメチャクチャにしてしまいたいたくなる傾向がどうもあるような気がしております。

男女の修羅場に興味のある方はぜひこの種の報道を注意深く分析してみてください。
男女ともにこの傾向にみごとに合致していると思うのですよ。
男女問題のトラブルに関する相談を受けての実感、離婚相談で別れたくない側がいる場合の事例を担当しての実感なのですね。
もちろん私の職業経験など微々たるものですので、私の見当違いの可能性もあります。
今後も引き続き調査・取材を続けていくつもりです。

というわけで皆様。
もし別れ話の際の修羅場になった体験談があれば、ぜひお話をお聞かせください。
男女の修羅場を回避する知恵と体験をぜひ広くシェアさせていただければと思う次第であります。

キーワードは執着心です。
執着する心と愛する心。
幸せってなーに?

くわばらくわばら。

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