弁護士とメール相談

弁護士にメール相談をしてみよう

離婚に悩んでいる、仕事のことで悩んでいる等々、あなたに悩みごとがあるとしましょう。
どうしたらいいのだろうと、策もなく悩んでいる時間はもったいない。
早速、弁護士に相談をしてみましょう。

「弁護士、メール相談」で検索する

弁護士相手に気軽にメール相談ができる時代になっております。
ためしに「弁護士、メール相談」と検索してみてください。
ズラズラ~っと、メール相談対応の法律事務所(だけに限りませんのでご注意を)のサイトが表示されます。
どの弁護士に相談するかのご判断については、ここでは触れません。
本稿では、弁護士にメール相談をすることのメリットとデメリットについて、整理しておきましょう。

弁護士とメール相談|メリット

まずはメリットから。

(1)即座に質問ができる。

ネットサーフィン中の空き時間にさらさらっと文章を打ち込んで、送信、ポチッ!
時間と場所を選ばない。本当に手軽です。

(2)弁護士に会わなくて済む。

弁護士って怖そう、理屈っぽそう等々、弁護士に対して各種偏見をおもちの皆様(笑)。
そんな方々にとっては、メール相談は最強ですね。弁護士に会わなくても回答がもらえる。

(3)とりあえず気が済む。

ひとりで抱えたままの苦しい気持ちが、
悩みごとが気になって仕方がないという不安な気持ちが、
メール回答をもらえることで、ほっと一息つける。
そんなこともあるでしょう。

(4)すぐの回答がもらえる。

メール相談に対しての回答は比較的すぐに返信されることが多いと思います(おそらく)。
理由はいろいろ考えられるのですが、そのあたりの話はまたどこかで。

(5)大半のメール相談が無料である。

事前にご入金いただく手続が必要という時点で、じゃあいいや、と思う方も多かろうと思います。
そんなわけで、大半のメール相談は、無料を謳っているところが多いですね。

弁護士とメール相談|デメリット

たいへん便利なメール相談ですが、もちろんデメリットもあります。
まさにメリットと表裏の関係にあるので、恐ろしいといえば恐ろしい。

(1)よい回答が引き出せない。

とりあえず教えてほしいというせっかちさんは、いきおい質問の文章もちょっと教えて的なものになりがちで、回答するに十分な情報量が弁護士に与えられないという問題があります。そして、とりあえずの情報で回答するとなると、その回答も中身のない一般論になりがちで、だったらメール相談をするまでもなく、ネット検索ででてくるような回答とかわらないということになります。

(2)よい回答が引き出せない。その2

契約書はこれです、約款はこういう内容です、そこのサイトはこちらになります、どうでしょうかという形で、情報はこれです、これで回答してくださいという丸投げのような質問をいただくことがありまして、このような場合、細かい契約書などの文言のすべてに目を通さないと、弁護士として不用意な回答はできないという縛りがありつつも、かといって、無料の法律相談にそこまでの労力をかけてはいられないという事情もあり、結果的に、間違いのない大枠の話のみをして、細かい議論については、別の可能性があることのみ指摘して、(弁護士からすると)お茶を濁した回答になるということがあります。

(3)ニュアンスが伝わらない。

弁護士がどこを強調して助言をしてくれるか、選択肢やその先の可能性について、どこまでの確信をもって指摘してくれているか。
メールの文面のみでは、その強弱やニュアンスを読み取ることができないことが多いと思われます。

(4)結局、先延ばしになるだけ。

とりあえずの選択肢や方向性、リスク、メリットなどひととおりのことが分かると、とりあえずそれで安心してしまうことがあります。
事態は全く進展していないのに、わかったから、あとはいつ決断するかだ、と満足して、結局、いつになっても決断しないという未来です。
弁護士と対面していれば決断がついたことでも、やはり、会ったこともない弁護士からの回答は軽い。無償の回答は軽い。
そういう面が確実にあるとみています。

(5)議論が積み重ならない。

本当の悩み事、懸案事項について、メールのやりとりを一往復したぐらいで、そのすべてが解決するわけがないのです。
弁護士が、一通の相談メールから、あなたの何を知ったというのでしょう。
せいぜい数百文字、千字、二千字程度の情報量しかもたないメールだけで、弁護士がすべての事情を把握できるわけがありませんし、すべての事情を把握したわけでもない弁護士が、これまたメール限りで、すべての決着をつけるほどの回答ができるわけもないのです。
一往復のメール相談で解決してしまうような相談であれば、ネット検索をするだけで解決できるような単純なQ&Aの域をでない、相談というよりも、ちょっとした質問であるか、相談事の内容が、そこまで深刻ではなかったかのどちらかではないでしょうか。

(6)弁護士の真剣さが落ちる。

有償で対価をお支払いくださって相談にみられる方と、とりあえず教えてといった顔も知らない相談者の方と、どちらに真剣に向き合うのかという問題です。
もちろん、無償とはいえ、回答する以上は、持ちうる知識、経験を総動員し、必要な調査までしたうえでの、精一杯の回答をするものですが、それでもやはり。
有料でご相談くださる方や、顧問料をお支払いくださる顧問先の方に対する対応、アフターフォローを考えると、その真剣さは一段落ちると言わざるを得ないです。
これは無料相談対応を真剣にやればやるほど、そうならざるを得ないものだと実感しています。

弁護士とメール相談|まとめ

やはり有償で対応されるべきライン(相談内容)といものは存在する、と考えております。
そこを分かったうえでの、あえてのメール相談ということであれば、お得に活用できるものだと思います。

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