弁護士と交渉|相手に弁護士がついているときとついていないときとで違いはあるのか?

弁護士とは|いつ頼むかべきか?

交渉相手に弁護士がついていない。
そんなことも珍しくありません。
とくに男女問題や離婚問題ですと、そういうことも多い。
逆に、相手が弁護士をつけたのでどうしたらいいかわからないということで、相談にお見えになる方も珍しくありません。
弁護士をつけるべきか、つけるべきでないか、なかなか判断が難しい問題です。

ビジネスライクな交渉であれば、弁護士をつけずともサクサク進むこともあるかもしれませんが、こじれるぐらいならさっさと弁護士に依頼して交渉をしてもらったほうがよかったということもあります。
男女の問題であれば、身内の問題だし、弁護士なんかつけないで膝を突き合わせて話をしていけばいいじゃないかという考えられる方も多いでしょうが、顔も見たくもないというレベルで感情的対立が進むことも多く、だったら弁護士に委ねたほうが負担も時間もかからないということもあります。

なにかトラブルがあっても、そもそも弁護士利用すること自体を思いつかない人も多く、利用してみようかなと思っても、まわりに経験者がいないと弁護士を利用するメリットが想像しづらく、費用もかかるだろうし、かえって大げさにするのもよくなかろうと、結局、弁護士を利用しない、という方が多いのかなと思っております。そんなわけで、弁護士の使いどきというものは、なかなかに難しい。

相手方が弁護士をつけていない方がラク?

では弁護士として、相手方に弁護士がいるのといないのとでどちらが望ましいといえるのでしょうか。
ケースバイケースではあるのですが、私は、どちらかというと相手に弁護士がついている方がラクですね。
一見、法的知識、交渉事について通じていない素人を相手にするほうが、弁護士と交渉するよりもずっと楽、ずっと有利に話をすすめられると思われるかもしれません。
しかしですね、やはり弁護士がつくとですね、よくも悪くも話を前に進めていこうという推進力が強力に発生するものでして、途中の意見の対立があったとしても、最終的にはどのように決着をつけようかと、とにかくゴールに向けた話し合いを進めていくという一点で協調できれば、やはり弁護士は仕事として対応しますので、双方の依頼者にとっても早く区切りがつけられて、結果的には関係者全員(双方の当事者、双方の代理人)の時間と労力を節約できる可能性が高いものです。
もちろん、弁護士のキャラクターや能力によっては(私も人のことは言えませんが)、かえって話が混乱する、かえって面倒なやりとりが増えるなどして、この代理人(弁護士)さえいなければ、もっと話がすすむのではないかと思わないこともないのですが、やはりこのような弁護士は多数派ではありません。結局、双方の利害の対立があるのは当たり前ですので、その折り合いの付け方は双方の弁護士の腕の見せどころということで、そこはプロ同士緊張感をもって交渉をするということになります。
ところが、相手方に弁護士がついていない場合ですね、よくも悪くも話を前に進める義理はないということで、全くこちらの言い分を聞いてくれない、こちらが100の譲歩を示さないことには、次の話に進ませない、という方がおられます。要は、感情的になっているということです。
このような場合、弁護士として、こちらの依頼者の言い分をドストレートに伝えすぎてしまうと、ただでさえ感情的になっている相手が、さらに感情的になるという、まさに終わりの見えない流れにすすんでしまいます。かといって、無用な譲歩をするわけにはいきませんので、本音では、相手方も弁護士をつけてくれないかなと思いつつ(実際にそのようにお願いしてみることもあります。)、相手の言い分を丁寧に聞いたり(受け入れるのではなくて、受け止めるとでもいいますか。)、結局、将来の可能性としてどのような選択肢が考えられるものか、一緒に議論してみたり、とにかく、道筋をつけていくような流れにもっていこうと努力することになります。
これはなかなかに気を使う作業となりますので、相手に弁護士がついていてくれたほうがラクというのはこういう意味においてです。

相手方に弁護士がついているとき|弁護士の人柄、能力を見極めよう

時折、自分の相手方に弁護士がついて、その弁護士から連絡がきた、今後どうしていけばよいか?というご相談を受けることがあります。
聞いてみると、どうも相手方についている弁護士が、こちらの当事者に対して(弁護士だから?)高圧的といいますか(弁護士なのに)理屈に合わないような主張を繰り返していると。要は、相手方の弁護士がこちらを素人だと思って、軽く見ているようにしか思えない、弁護士相手にさすがにそんなこと言わないでしょう、さすがにそんな言い方できないでしょう、というような態度にでているようなことがあるのですね。
このようなご相談をうけたときは、私は次のようにアドバイスしています。
・相手弁護士の主張する話に納得できないのであれば、相手の主張の根拠を必ず質問してください。
・相手弁護士がその質問に対して、こちらが納得できる根拠、理由を説明できるかどうか。そこを見極めて下さい。
・誠意ある説明をしない、説明をきいたがやはり納得できる理由の説明がない、相手の主張をしているだけだ、ということであれば、なにひとつ譲歩する必要はありません。
・もし相手弁護士の説明に納得できるものがあるのであれば、こちらも誠意をもって、前向きな解決策(どこを譲歩していくのか)を提案したり、提案させたりして、話を進めていってください。

このアドバイスに素直に従うと(とくに理屈っぽい方もとい論理的思考力のある方は)、かなりの数の疑問、質問を相手方弁護士に投げかけることになります。
相手方弁護士としては、対立当事者ご本人からの疑問、質問ですので、答えないわけにはいかない。
かといって、なんでもかんでも正直に回答しすぎるわけにはいかない。それをやると、自分たちの言い分に根拠がなかったり、根拠が弱いことを認めることになってしまうのです。バカ正直な回答は交渉上必ずしも正解ではないのですね。そんなわけで、相手方弁護士としては、その匙加減がむずかしく、弁護士としての力量が問われることとなりますが、意外と、隙だらけの適当な回答をよこす弁護士が多い(とくに男女問題、離婚問題の場合。あくまで私の印象ですが)。
おそらくこれは、こちらの当事者のことを、所詮素人だと舐めているのだと思いますが、これじゃあ、解決できる話も解決できなくなるし、あとでこちらの当事者が正式に弁護士をつけてきた場合に、恥ずかしくならないのかなぁ、裁判の証拠に使われたらどうするのかなぁなどと、余計なお世話ですが、少しだけ心配になります。

弁護士がついていようが、ついてなかろうが、とにかく根拠(ツボ)をおさえた交渉を!

そんなわけで、相手方に弁護士がついているのと、ついていないのとでは、どちらかというとついていてくれた方が弁護士としての私(青島)はラクですが、当事者の方としたら、相手方に弁護士がついているからといって、自分もあわてて弁護士をつける必要はありません。堂々と自分の主張、疑問、質問を相手方の弁護士に伝えて、その弁護士がどのような対応をしてくるものかというのを、じっくり、焦らず、見極めながら進めていけば、言い負かされて不本意な決着となってしまうことは避けられるでしょう。とにかく、結論に至る根拠、理由があるものか、ひとつづつ確認しながらすすめていくのが大切ですね。

16 件のコメント

  • アドバイスをお願いします。子供が相手の子供にバッドで口を怪我させられ、相手の親に矯正が必要なため矯正歯科に行くことを伝え、矯正の費用の書類と診断書を用意して伝えたところ、お金を用意するのに時間が欲しいと1ヶ月待たされました。その間に弁護士2〜3人に相談したらしく、1ヶ月後に出た答えは90万以上用意はしたが30万しか払いません。相手の家庭の事情があると私は黙って待っていました。挙句、奥さんが財布を握ってるとか言って、たまたま奥さんにお会いしたときに話をしたら全部嘘でした。ご主人がお金の管理をしていた。私は何も誠意を示されずに待たされたのが信用できずに、とりあえず用意してることを示して欲しくて30万を振り込んでもらいました。せめて、半分を用意してもらい残りは自分で負担しようと思って話をしてたのに、言ってることが全部嘘ってわかったので、奥さんが残りの分を分割で払うと言ったので2万を翌日に振り込んでもらいました。ご主人が弁護士に依頼して、30万で示談したことになってるという文面を送ってもらいましたが、事故当日の日付も金額も言ってる内容も違っています。30万は確かに振り込んでもらいました。バッドもうちの子が持ってきた物とか、うちの子が突っ込んで来たから過失があるとか、事実でないことを記載してたり、相手の弁護士も上から偉そうに言われたのが納得いきません。お金の金額ではなく、人間としてのモラルの問題が許せない。でも、相手が弁護士でまともに話ができません。弁護士の立会いのもと、相手と話をさせて欲しいと言ったのですが、それもしてもらえません。弁護士の前だと嘘もつかないと思ったのでお会いして、真実を話して謝って欲しかっただけです。口の傷は縫ったので、一生消えません。被害を受けた子供は痛い思いをしたのに、過失があると言われ、腹立だしい気持ちでいっぱいです。どうにか、相手の嘘を認めさせる方法はないでしょうか?お願いします。

  • 友達とのいざこざで絶縁と言うことになり、立て替えたお金及び渡した品物を
    返品して欲しいとお願いしたところ、相手が弁護士をたてて全くこちらの
    言い分は聞けないと、不服があるなら弁護士をたてて、裁判をしてくださいの
    一点張りで話にならない状態です。貸したDVDも半年以上返して貰えず、
    和解書を書けば返品すると言われどうすれば一番ベストなのか、ご意見を
    お聞かせください。

    • HM様
      相手が弁護士をたてている以上は、弁護士とやりとりをせざるをえず、その弁護士が事実上の交渉を拒否(こちらの要求に応じるつもりはない、文句があるなら裁判してくださいとしか言わない)している以上は、こちらとしては、後は、法的措置(裁判所を利用した手続)をとるしかないでしょう。

      ただし、裁判を起こすとしても、
      ・立て替えた目的、立て替えた日時、立て替えた金額、いつ返済する約束になっていたのかについて具体的に主張する。
      ・貸したDVDの内容、貸した日時、いつ返却する約束になっていたのかについて具体的に主張する。
      という作業が必要です。

      まずは相手の弁護士に対して、
      ・立て替えた事実自体を否定するというのか(立て替えてもらった事実がない)
      ・立て替えた金額をもう返済したというのか
      ・DVDを借りた事実がないというのか
      ・DVDは受け取ったが、それはもらったというのか
      ・DVDは借りたが、もう返したというのか
      そのあたりの事実関係を回答するように求めたほうがよいですね。

      それでも話にならない、裁判をしてください、というようであれば、やむを得ないところですが、訴訟に踏み切るしかないでしょう(諦めきれないのであれば)。

      ちなみに、和解書を書けば返品すると言われているとのことですが、どのような意味でしょうか。

      こちらが主張している立て替えの件について、そもそも相手方ご本人が返済する気が一切ない(お金は一円も払わない)との主張をしていて、そこを確約をしてくれるのであれば、DVDはすぐ返しますよというようなことを言ってきているということでしょうか。

      先方はまさに交渉(落としどころを想定したかけひき)をしているものなので、こちらもそのような譲歩(立替金の減額を認めてあげる)が可能であれば、譲歩した内容の和解書の調印に応じてあげるということでもかまいませんし、そのような譲歩はする必要はない、そんな駆け引きに応じることはできないということであれば、前述のとおり、立て替え金の返済とDVDの返却を求めた訴えを裁判所に起こすということになると思います。

      もっとも、裁判にはコスト(時間と労力と弁護士を頼む場合は弁護士費用)がかかります。
      立て替えた金額、貸したDVDの価値、友達としての価値、このいざこざに時間と労力をかける価値を総合的に判断して、本当に裁判所に訴えるのか、ある程度の譲歩をして裁判をせずに終わりとするのか、悔いのないようにご決断してください。

  • 青島先生。
    夫が喧嘩で出て行った数日後、弁護士さんからの通告書が届きました。円満離婚をしたいという内容でしたが、理由がぼんやりした理由でなかなか納得が出来ないのです。本人がとにかくカーッとなりやすく飛び出して行くタイプなので後先考えずやっている感じがして悲しいです。こんなご時世ですので(コロナの件で収入がなくなっているはず)出来るだけ無駄な費用はかけさせたくないのですが、やはり調停までやるしかないのでしょうか?どうにか話し合って離婚を回避し最低料金で終わらせたいのです。おかしな質問ですみません。ご回答いただけたら幸いです。

    • それは大変ですね。
      夫が出ていったまま、今も戻らないということなのですね。
      出ていくまでの経緯が重要なのですが、そこの情報が私にはありません。
      が、ここでは便宜上、最悪の場合を想定した見通しと助言をお伝えします。
      (以下の私からの助言が、自分と夫とのケースには当てはまらないということであれば、それはそれとご理解ください)

      まず夫はnonoさんが思っている以上にこれまでの夫婦生活の何かに耐え続けていて、今度こそ本気で離婚を考えている(決断している)のかもしれません。
      男性が離婚問題で弁護士に相談するのは、私見ではありますが、女性が弁護士に相談することよりもずっとハードルが高いです。
      精神的にもう本当に限界が近いというところまでいかないと、男性は、弁護士などに頼ろうとしないことが多いのです(あくまで私見ですが)。
      また弁護士に相談してみるというレベルと、実際に弁護士を代理人としてつけるというレベルもまた一段違います。
      相談を受けてみて、とりあえず気持ちが落ち着いたので、まあいいやと、またしばらくは元通りの夫婦生活に戻っていくということも十分ありうるところ、
      夫が単なる相談にとどまらず、実際に弁護士をつけて、妻宛に離婚しましょうという通知をよこす、というのは、
      その夫からしたら、悩みに悩んで、かなりの一大決心をしたうえでの行動である可能性が高いです。
      極端な話、弁護士をつけてまで離婚を望む夫は、
      もう本気で離婚するしかない、
      しかし妻は話し合いが通じる相手ではない、
      かといってこのままの同居継続は地獄である、
      ここで離婚をしないと本当に自分が死んでしまう、
      というぐらい精神的に追い詰められている可能性があります。
      どうですか?
      nonoさんとして、自分の夫がそこまで追い詰められている可能性について考えてみたことはありますか?
      収入が少なくなってくるなか、それでも弁護士費用をかけてまで、離婚をすることを通告してきた夫の気持ちを探ってみてください。
      夫の決意が固い場合、「離婚を回避して最低料金で終わりたい」などという話で終わるわけはなく、夫は弁護士と力を合わせて離婚の実現にむけて離婚調停の申立てをしてくるでしょう。
      こちらが離婚調停を申し立てなくても、夫のほうから申し立ててくるのです。
      もっとも、離婚調停はあくまで話し合いの手続きです。
      この手続において、nonoさんが離婚を拒否する限りは、すぐの離婚ということにはなりません。
      調停が不成立で終わった後、夫が離婚訴訟を起こしてくるかどうか。
      そのような流れにはいっていきます。

      今一度、なぜ夫がこのような行動を起こしているのかということについて、婚姻後今に至るまでの一切の事情をふまえて、分析してみてください。
      そのうえで、なぜ離婚が回避されるべきといえるのか、nonoさんなりのご主張があろうかと思いますので、それを夫の代理人にぶつけていってください。

      検討を祈ります。

      • お返事、ありがとうございます。
        夫はいつも問題にぶち当たると、何ヶ月に一回は連絡を取れなくなる人でした。そして数ヶ月すて冷静になったら何事もなかったように戻ってくる人でした。それは結婚したら治るかと思ったのですが治ることなく結婚したから離れるには離婚だ。という最終手段に出てきたという感じです。単純に私も話すという事から逃げたいという事にして弁護士さんに全て任せる。という事なのだと感じております。今までの2人の関係を知る友人たちに聞いてもらっても、とにかく今はもう全て考えられないくらい暴走しているからどうにか止められないか。と言われております。しかし、もう相手には弁護士さんが付いているのでその弁護士さんにその辺りをどのように伝えればいいのかが分からずにおります。弁護士さんはきっと外面のいい夫の話しか聞かないでしょう。もし弁護士さんにきちんと内容を聞いて、本人が本気でしたら私もきちんと向き合いながら話を聞こうと思っています。本人は弁護士さんをつけるということがどんなに大変なことなのかさえも分からない状態になっているのだと思います。アンガーコントロールができなくて病院に1度行ったのですが、合わないと言って行かなくなった過去がある夫です。やはり弁護士さんにきちんと聞きたいと
        連絡を取るべきでしょうか。それともしばらく向こうから連絡があるのを待つ方が良いのでしょうか?
        ながながとすみません…よろしくお願いいたします。

        • 夫が弁護士をつけている以上、夫と向き合うのであれば、今は夫の弁護士と向き合う必要があります。
          私からお伝えできることは、先日、すでに回答したとおりです。

          >お伝え今一度、なぜ夫がこのような行動を起こしているのかということについて、婚姻後今に至るまでの一切の事情をふまえて、分析してみてください。
          >そのうえで、なぜ離婚が回避されるべきといえるのか、nonoさんなりのご主張があろうかと思いますので、それを夫の代理人にぶつけていってください。

          連絡をとりたくないのであれば、とらないのもひとつです。
          ただし、夫と夫の弁護士が、離婚調停を決断しているのであれば、こちらから何も連絡をしなければ、先方から離婚調停を起こしてくるという流れになるでしょう。

          夫の人となりをnonoさん自身として分析して、そのような夫とnonoさんが、婚姻生活を続けることが幸せなのかどうなのか。
          生活が困るのか、困らないのか、心が困るのか、困らないのか、世間体が気になるのか、ならないのか、夫の思うとおりの結論になるのが嫌なのか、そうでないのか、私は離婚したくないのか、してもかまわないのか、一体自分は何に悩んでいるのか、結局自分は何を求めているのか。
          よく考えて、決断してください。

          (※これ以上のご質問は有料での法律相談をご利用ください。)

          • 青島先生。
            いろんなことをよく考えて
            わたしも弁護士さんをお願いすることも含め
            結論を出そうと思います。
            忙しい時間を割いていただき
            本当にありがとうございました。

  • 青島先生良ければアドバイスお願いします。
    歯科矯正専門クリニックで私が歯科矯正をする為に検査代金5万円弱と着手金44万円弱を支払いました。
    クリニックの都合で2度器具の装着を断られて先延ばしにされました。
    電話にて今後も治療がこちらの病院では難しくキャンセル続く場合は治療の中止は可能か。また5万円と44万円の返金は可能かを問い合わせました。
    事務方では返答出来ないので、院長の方から回答すると言われて回答が当院での治療を希望されない場合は既にお支払い済みの料金を返金させて頂きますので、お振込先をお知らせくださいませ。という事でしたので返金を希望して口座を送りましたが検査代金を返金して貰えていない状態です。

    経緯です。

    初回来院日今年1月17日
    先生の指示で1ヶ月後の予約
    2月12日術前検査を実施
    クレジットで5万円弱を支払い
    次の予約1ヶ月後の3月以降と言われ、
    3月4日歯科矯正の進め方の説明
    この日に着手金の44万円弱を当日に振込にて支払い。
    1番早い装具設置可能日が4月と伝えられて4月1日の予約を取りました。
    3月31日に電話にて事務員より4月10日まで臨時休診にするので取り付けが出来ないと言われ4月10日に予約変更。
    4月7日に4月は取り付けが出来ない5月の半ば頃になるかもしれない変更可能かと事務員に電話で聞かれて、今後も当面このクリニックでは装着設置は出来ないかもしれないと言われたので矯正実施の中止とキャンセルの場合に5万円と44万円の返金は可能かを聞きました。
    事務員では返答出来ないので後日、院長から返答をしますと電話を切りました。

    8日の夕方にメールにて
    【⠀ご連絡が付かないためメールにて失礼いたします。
    政府の非常事態宣言を受け、コロナウイルス感染拡大の防止のため、当院は皆様に、緊急を要する治療を除き、四月の診療の延期をお願いしております。
    大変申し訳ございませんが、
    装置のセットは4月は行うことが出来ません。
    セットには、飛沫の伴う処置が必要なためです。
    また、当院での治療を希望されない場合は
    既にお支払い済みの料金を
    返金させて頂きますので、お振込先をお知らせくださいませ。
    院長⠀】

    というメールが届きました。
    この時点で回答も遅く、昼休みの時間帯に電話をかける事やメールにて電話可能な時間の問い合わせ等の対応もせずに大事な話をメールで済ませる態度に大切な歯を任せられないと思い、返金希望のメールを口座と共に簡潔に送りました。
    その後、一切病院からは説明も連絡もなく口座を確認したら着手金のみ返金されていました。
    検査代金と着手金を希望し伝えていたので電話で検査代金の返金求めましたが高圧的な態度で返金する義務はないので今後は弁護士を立てるので弁護士と話すようにと言われました。
    4月11日にメールにて

    【⠀返金のご要望に関しましては、経緯を把握する代理人を立てましたので今後はそちらにご連絡をお願い致します。下記にご案内いたします。
    医院にご連絡を頂きましても、現在は急患対応を必要とする患者様を最優先と致しますので、ご対応致しかねます。
    なお、近日中にご自宅に受任通知という書面が届きますので、ご確認くださいませ。
    弁護士名  ⠀】

    という文書が送られてきている現状です。

    こちらの主張としては、
    歯科矯正に対しての検査代金の為、5万円の返金は正当な主張と考えています。
    また5万円と44万円の全額返金を希望すると伝えており、それに対しての回答が既に支払い済みの代金は返金すると答えているので全額返金すべきだと考えています。
    法律的に5万円を返還する余地はないのでしょうか?

    • N様
      納得できないお気持ちはよく理解できます。
      結論的に返還を求めうる余地はあると考えます。

      今後の対応としては、すでに先方歯科医院が、あとは弁護士を通すと言ってきている以上は(もうこの対応が、許せないとのN様のお気持ちを加速させているのかもしれないですね)、先方弁護士からの通知にどのような理屈で、返金をする義務はない、との結論が書かれているのか。
      それに対する反論を考えることですね。
      その反論のほうが通る可能性、通る可能性がある反論はないのかといわれたら、ないこともないのでは?というのが現状いただいた情報限りでの私の見解です。

      ざっくり回答ですみません。
      いただいた情報限りでの回答は以上となります。
      紛争の額が5万円ということで、さらに法律相談料を出すのもなぁというお気持ちかもしれないのですが、本気でのご相談ということであれば有料の法律相談をご利用ください。
      (※補足:N様が検査前の段階で、何かの書面にサインをさせられていて、その書面には、検査代は事情の如何を問わず返金はしない、というような記載があるのかもしれないですね、歯科医院側の強気な対応の背景には。ただし、そうであっても返金要求する余地がないかどうかは、事情の一切を総点検、総分析したうえで結論を下すべきなので、やはり現状いただいた情報量を前提とするご質問への回答としては、5万円の返金要求ができる余地はない、とはいえないのでは?というところとなります)

      • アドバイスありがとうございます。
        検査の際に契約書は交わしておらず、注意事項も伝えられませんでした。
        また歯科矯正を始めるにあたっての契約書も一切サインしていません。
        送られてきた書面には、検査代金は検査自体の対価でありその後の治療の有無に問わず、検査を実施して説明をしているから返金する余地はないと書かれていました。
        またコロナの影響で治療が延期なっていて厚生労働省からは延期に事も考慮すべきと通知がきている。したがって治療開始することになった事情が検査代金の返還を基礎づけることはないと考えます。という文書でした。
        初めに延期を求められた際に厚生労働省の通知はありませんでした。
        また業務停止命令の通知ではないので返金しない理由にはならないと考えています。
        病院と私の約束は既に支払いしている代金は全ての返金するというものでした。
        弁護士の方から送られてきた文書は、当たり前なのですが一方的で、やはり病院の都合で治療開始を延期していることしか書いていないと思います。
        これを受けて弁護士に電話をしましたが全く聞き入れてくれず全く言っている意味が分からない。話にならないので一旦切りますと切り上げられてしまいました。

        • おそらくこの先も先方の弁護士は、N様の主張を受け入れることはないでしょう。

          費用対効果という大問題はありますが、
          法的には、当該歯科医院に対して、
          ・支払督促の申立
          ・訴訟提起
          ・民事調停
          という手続きをとってみてよいかもしれません。
          それぞれの手続きの特色の説明は、ここでは端折ります(ご自分で検索してみてください。情報はすぐでてきます)。

          交渉を継続する(書面、電話を通じて、こちらの見解を伝え続ける)、法的措置をとるのいずれにせよ、事実を踏まえた、冷静(態度、文面)な主張を行うことが必要です。

          Nさんの主張、事実分析を、Nさんに有利に組み立てるのであれば、

          ・検査はあくまで矯正治療に入ることを当然の前提としたものであること
          ・その後の治療の有無に関わらず返金無用との論理は、歯科医院の一方的理屈である。
          ・検査は治療と一体のものであり、矯正治療をやるやらないの判断は、この検査を受ける前に終わっている。
          ・矯正スケジュールが歯科医院の一方的都合で変更されたことは、本来、歯科医院側の債務不履行と評価しうるものであること
          ・治療スケジュールの遅延は、医院側にとってのみならず、患者側にとってもその生活に影響を及ぼす重大な事情であること
          ・現状で検査は完了したから返金無用との議論が成り立つのであれば、検査自体も歯科医院側の一方的都合で延期されていたほうがまだましであること。
          ・検査はやったらから返金しないとの理屈は、その後の治療延期(緊急事態宣言発令前の延期)を歯科医院側の一方的判断で行ったこと、当該歯科医院による治療を行わないのであれば、その検査自体が無意味になること、他の歯科医院で依頼する場合、再度の検査が必要になること等の諸事情を無視した理屈であり、受け入れられないこと。
          ・代金返還の議論がでてきた際にも、既払い代金については全額を返金することを歯科医院側自ら院長名で説明したゆえに、こちらは当該歯科医院での矯正治療をやめる決断をしたものであり、その際、検査代金は返さないなどの条件をつけていないこと
          ・歯科医院側からの説明をうけて、治療のキャンセル、返金を求めることとしたことをもって、本件矯正治療に関する既払い金額全額の返金合意が成立していること。
          ・それを検査代は別です、返金対象外ですとの議論を、あとになって持ち出すのは、すでに成立した返金合意違反にあたること

          といったところを、交渉でも裁判手続上でも主張していくことになろうかと思います。
          あとは落としどころとして、5万円満額の返金にこだわらず、痛み分けといことでせめて半額(2.5万円)は返して下さい、このまま検査代を1円も返金しないのであれば、歯科医院ばかりが損がなくて(矯正治療に入らないのだから返金しても負担はない)、別の医院で改めて検査代を負担しなければならない私ばかりが損(検査料の二重負担)をする。
          これは損害の公平な分担の見地からみて、極めて不公平であると考えますがいかがでしょうか、といった議論をしていくということもひとつですね。

          以上、思いつくままに記載しました(列挙した主張のうち、実態と違っている、Nさんの認識と違っているところはもちろん主張しないようにしてください)。
          検討を祈ります。
          (※これ以上のご質問は有料での法律相談をご利用ください。)

  • 遺産分割協議中です。相手方が弁護士を雇いました。その旨の通知があり協議の進展が無いままでしたので、私のほうから弁護士にハガキを送ったり、以後の予定を弁護士事務所に問い合わせたところようやく連絡がありました。ここまでに約4ヶ月経過しております。更に自身の相続希望を伝え1ヶ月経過しております。弁護士さんの仕事ってこんなに遅いんでしょうか?。解決までに、数月どころか年単位の期間を覚悟しないといけないのでしょうか?。今のところ私は弁護士に依頼せず、相続税は未分割で納税済みです。早期解決を図りたいのですが弁護士相手に調停を申し立てなければならないのでしょうか?

    • 遺産分割協議が思うように進まないというお話ですね。

      相手が弁護士をつけたということは、相手は弁護士をいれない限りは、k.kさんとの話し合いがつくことはない、と判断したと考えるのが自然です。

      相手がつけた弁護士は、あくまで相手の利益を守ることを使命とする立場ですので、相手がつけた弁護士が、こちらの思う内容での回答をしてきたり、こちらの思うペースでの対応をしてきたり、ということにはならないことも多いものです。
      なので、こちらとしては、弁護士とのやりとりだけでも疲弊してしまうという面もあるでしょう。

      ここでは、k.kさんの相手の弁護士の仕事が本当に遅いのかどうなのかを判断することはできません。
      もし遅いのだとしても、それが弁護士のせいなのか、相手ご本人のせいなのか、その原因がどこにあるのかについても、判断する材料がありません。

      このまま協議(裁判外)による解決を目指していても、時間がかかりすぎると判断されるようであれば、k.kさんのほうから、家庭裁判所に遺産分割調停を申し立ててしまうこともひとつです。なお、この場合は、弁護士を相手に申し立てるというわけではなく、あくまで共同相続人の方を相手方にして申し立てることになります。

      その決断もまだできない、ということであれば、「早く返答してください」「いついつまでに返答などがなければ、遺産分割調停を申し立てますが、いかがされますか」という連絡を、先方の弁護士にいれてみてもよいでしょう。

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