弁護士とは◯◯する人

弁護士は何をしている人なのか

何かのトラブルが起きたときに、相談者からの依頼を受けて、代理人として交渉をしたり、場合によっては裁判をしたりして、そのトラブルを解決に導く人。
これが弁護士の一般的なイメージだと思います。
たしかにそのとおりなのですが、ここでは私が思いつく限りの表現で、弁護士が何をしてくれる人なのか、どんな存在として世の中に存在しているのかということについて、皆様にお伝えしていきたいと思います。
思いつくたびに、補充していきますね(一部はツイッターからの転記です)。

弁護士とは伝える人

どうやったら伝わるか。それを考えて実行するのが、弁護士の仕事。

弁護士とは受け容れる人

弁護士とは、あなたの気持ちを受け止めて、受け容れてくれる人。
弁護士とは、あなたの話に耳を傾けて、聞き入れてくれる人。
ちなみに私の「うみとそら法律事務所」という名前も、
すべてを受け容れる、すべてに開かられている海や空のような存在でいられるように、
という願いを込めてつけたものです。

弁護士とは判断する人

弁護士とは、いいか悪いかを判断する人。
できるかできないかを判断する人。
やっていいか、やっちゃいけないかを判断する人。
悪いことできないことやっちゃいけないことをしてしまったせいで発生した紛争を鎮める人。
いい方、悪い方どちらの代理人にも立つ人。

弁護士とはズレを指摘する人

弁護士とは、相談者の認識と実際の現状とのズレを指摘する人。
あなたが思っているほど、状況は悪くないよ。
あなたが思っている以上に、相手は追い詰められていないよ。
と、相談者の認識と現状とのズレを指摘する。
相手が思っているより、状況は楽観視できないよ。
あなたが思っている以上に、相手は全然平気なのかもしれないよ。
と、相談者の認識と現状のズレを指摘する。
それだけで、相談者は落ち着いて次の手が打てるようになる。
それだけで、相談者は緊急の手が打てるようになる。
このズレを的確に指摘してくれる弁護士は、よい弁護士です。

弁護士とは分析する人

弁護士とは、似てるけど違う話を、違う話として区別して説明できる人。
あの事例とこの事例は違う。だからその議論はあてはまらない。などというように。
弁護士とは、関係のない話のなかから、共通項を抜き出して、主張を展開できる人。
あの事例と本事例は一見関係ないようにみえるかもしれないが、◯◯という点において、その本質は共通する。
その考え方を援用すると、本事例においても~~と考えることができるし、そう考えなければ・・という不公平、不合理な結果をもたらす。
従って、本事例においても、△△という結論となる。などというように。
弁護士は、依頼者が置かれている状況、事実関係を、他の事例などとも比較しながら、その特異性はどこにあるのか、その普遍性はどこにあるのかと分析をしながら、依頼者の望む結論に導いていくのですね。
というわけで、弁護士は分析する人なのです。

弁護士とは気づく人

相談者の話に不自然な点がある。もしかしたら、こういう事情があるのではないのですか。
相手方の主張に不自然な点がある。もしからしたら、こういう証拠を隠しているのではないのですか。
弁護士とはそこにないものに気づく人。
相談者が不満をたくさん抱えている。
でも見方によっては、こういう点はある意味幸せなのではないですか。
弁護士とはそこにある幸せに気づく人
弁護士とは気づく人。

弁護士とは調べる人

ものごとには、調べるだけで決着がつけられるものがある。
法律の存在を知っているだけで、
手続きの存在を知っているだけで、
条文の解釈を知っているだけで、
過去の事例を知っているだけで、
それだけで自分の主張を通すことができる。
それだけで相手の主張を崩すことができる。
調べるだけで決着がつけられる知識というものがある。
だから調べるだけで決着できたことを、
調べなかったせいで、知らなかったせいで、判断を誤れば大変なことになる。
思考力だとか分析力だとか論理力だとか胆力だとかあらゆる能力の大前提として、調査力・取材力というものがあり、
そもそも調べ物をちゃんとしたのかということが、考えたり、分析したりするすべての作業の出発点となる。
調べないことには始まらないのだ。
弁護士とは調べる人。

弁護士とは考える人

目指すゴールは同じでも、より良いルートを考える人、より良い解決案を考える人。

正解や答えは、誰かから教えてもらうものではないどころか、誰も教えてくれないものだと心得て、自分で導き出すまで考える人。

なぜその出来事がおこったのか。なぜその出来事が避けられなかったのか。それは何を巡る争いだったのか、何の争奪戦だったのか。そんな意識で歴史を眺める。そんな意識でニュースに接する。

弁護士とは決断を下す人

※追記します。

弁護士とは引導を渡す人

でも、先生。もしこうなったらどうしますか?
でも、先生。こうなる可能性もあるんじゃないですか?
でも、先生。でも、先生。でも先生。・・・。
相談者や依頼者の不安はとどまることをしらない。
もしこうなったら、こうすればいい。こうするべきだ。
こうなる可能性があるとして、ではやらないという選択肢のほうがいいのですか。
このまま不満を抱えたままでいるのならそれでよい。
それが嫌だから、弁護士に相談にきたのでしょう。
今が決断のときです。
弁護士とは引導を渡す人。

弁護士とは議論する人

大筋の方向性に間違いがなくても、各論の議論が弱い弁護士では、ゴールに辿りつけない。
トータルでみた助言をしているようでいて、実は各論の議論(局地戦)が弱い弁護士にならないように気をつける。
トータルで物事をみることができて、個別の議論も強い人になろう。大局観があるだけでは足りないのだな。

弁護士とは勝負する人

交渉事、裁判。もちろん最後まで勝つつもりで取り組むのです。
勝つつもりだけでよければ楽ですが、勝たなければ信頼も仕事もを失いますので、それはもう必死で戦うのです。
依頼者ためであることはもちろん、弁護士としての名誉のためにも戦うのです。

弁護士とは交渉する人

事実の見極めができていないなら、駆け引きもなにもない。

粘り続ける。簡単にイエスといわない。これも立派な交渉術。

聞かれたから答えただけの発言をニュースにしていいのか。
聞かれたから答えただけの発言の揚げ足取りをしていいのか。
口頭でのやりとりを、なんでもかんでもニュースにする愚。
なんでもかんでも真にうける愚。
相手に考える間を与えないのは下品だ。
とかいいつつ、考えるる間を与えないという交渉術もあり、えらそうなことは言えない。

弁護士とは尋問する人

※追記します。

弁護士とは非常識な人

無責任な立場だからこそ主張できることがあったりしますね。
子どもだから言えることがある。国会議員でないから言えることがある。単なるアルバイトだから言えることがある。内閣の一員ではないから言えることがある。従業員じゃないから言えることがある。
弁護士もそんなところがあって、どこの組織にも属さない、なんのしがらみもない立場だからこそ主張できることが腐るほどあります。
一見非常識なことでも主張すべき場面があるのです。依頼者を守るために。世の中を変えるために。

弁護士とは常識的な人

とかいいつも、弁護士なりに常識への深い理解(と疑い)がなければ、あえて非常識と思われるかもしれない主張を展開していくことはできません。
つまり、弁護士とは基本的には常識的な人ですし、主張する内容も常識的なことを言っているだけなのですが(普段は)、常識のおかしさを指摘することも時には必要です。これが弁護士の大切な役割のひとつです。
そして、常識のおかしさを指摘するためには、その弁護士が、何が常識であるのかを徹底的に理解している(日々考えている)ことが絶対に必要です。
その意味で、弁護士とは、基本、常識人なのです。
非常識と受け止められる可能性に気づかずに、無自覚天然に、正論ぶって主張するだけでは誰の賛同も得られません。
賛同が得られないのであれば、結局、主張する意味(効果)がないということになってしまいます。
それでは悲しすぎる。
なので、弁護士とはまずは常識的な人というところが出発点です(そのうえで非常識な話もできる人というわけなのです。)。

弁護士とは励ます人

最低限、私に会う前よりも、少しでいいから元気になって帰っていただきたい。

高校野球の決勝戦がおわりましたが、それとは無関係の夏休みをすごしているくすぶりつづける十代の皆さんを私は応援したい。試合にでられないから分かることがある。運動が苦手だから分かることがある。勉強ができないから分かることがある。異性にもてないから分かることがある。

今日も明日もあなたが主役。主役を一生張り続けるんだから、楽なわけがないんだってば。

弁護士とは心を見つめる人

自分の劣等感を自覚していないと、優れた他人の良さを素直に認めることができないし、自分の弱さを知らないと、相手の弱さに気づかないし、自分の凶暴さを知らないと、相手の凶暴さにも気づかないし、自分の優越感に無自覚なままでは、相手を知らずに傷つける。

弁護士とは幸せを求める人

不感症でいちばん困るのは、幸せの不感症。

幸せの不感症の人ほど、不幸の感度が良好。

幸せすぎて、幸せ不感症になるぐらいなら、いっそ不幸せのままのほうがよいのかもしれない。

弁護士とはある意味鈍感な人

弁護士とはある意味鈍感な人。
これを言ったらドン引きされるかも。
これを言ったら嫌われてしまうかも。
これを言ったら軽蔑されるかも。
これを言ったら引き受けてくれないかも。
そんな不安もすべて受け止める。
何を言ってもいいんだよ。
どんなあなたでもいいんだよ。
弁護士とはそんな存在。
私もそうありたい。
弁護士とは、ある意味鈍感な人。

弁護士とは頼りになる人

弁護士とは頼りになる人。
これは日々自分に言い聞かせております。自分が頼りになる存在であると信じて日々研鑽を重ねて実力を養い、堂々と立ち振る舞うことではじめて依頼者がついてきてくれる、最後まで頼りにされる存在でいられるということです。

弁護士とはこうやったら楽になるよと提案する人

つきつめると、これに尽きるかもしれない。
解決がつくまでは大変かもしれない。
それでも今。
これをしておけば、ここを決断すれば、ここをふんばれれば、
最後には楽になれるはずだよ。
そんな提案をするのが、弁護士ではないかと。
(以下、引き続き補充していきます)

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青島 克行

青島 克行弁護士・保育士・宅地建物取引主任者

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